作品紹介

*以下は2011年9月現在のgozoCine全作品リストです(制作順)。2011年11月12~25 日に大阪、第七藝術劇場で上映される作品には、それぞれ上映日を赤い文字で付しました。A~Eの各プログラムについては、 こちらをご覧ください。

01

まいまいず井戸―take I

2006.7 [8分]

螺旋形の宇宙と地下への歩行―gozoCiné の原点を指し示す第一作。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

02

まいまいず井戸―take II

2006.7 [7分]

横田基地から武蔵野の古井戸へ、詩人は自らの原風景へ下りていく。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

03

Na entrada da casa dos fogos(花火の家の入口で)

2006.8 [10分]

塔は宇宙の涯を遠望する―ブラジルで出会った「蟻の家」の衝撃。

Program B 11/13 (日)、11/21 (月)、11/25(金)

04

千々に砕て ― 松島篇

2006.8 [10分]

芭蕉の句に見出した「砕」の一語が、〈9.11〉後の世界を透視する。

05

プール平

2006.10 [8分]

水のない水底をさまよう詩人の身体を、収容所の世紀の記憶が襲う。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

06

エッフェル塔(黄昏)

2006.11 [5分]

都市と精霊の交感が官能的な「塔」の姿となって現れる一瞬の奇蹟。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

07

クロードの庭

2006.11 [11分]

パリからオルレアンへ。光の庭がヨーロッパの古層へと通じていく。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

08

熊野、椰の葉、

2006.12 [15分]

かつて中上健次を訪れた熊野で、刹那的に出現する鎮魂の「劇場」。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

09

Goya―予告篇、吉田喜重氏に

2007. 2 [5分]

敬愛する映画作家へのオマージュ、あるいはフィルム ―布地の氾濫。

10

柳田さんの宝貝、カリフォルニア

2007. 2 [10分]

アメリカの砂漠の光景と二重写しになる「海上の道」のヴィジョン。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

11

光の棘、Frank Lloyd Wright

2007. 2 [13分]

ライトの建築に幻視される海底の世界、そして夢の映画の輝き ―。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

12

Strasbourg、いけぶくろ

2007. 4-5 [12分]

行為と視線を入れ子状に多重化するライヴ・パフォーマンスの記録。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)

13

阿弥陀ヶ池、折口さん―

2007. 6 [12分]

折口信夫ゆかりの場所で水面を写すカメラの前に驚きの光景が ―。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)

14

鏡花フィルム I ― プロローグ

2007. 8 [7分]

デリダから鏡花へ。絶対的危険という形でしか未来は予告されない。

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

15

鏡花フィルムII ―金沢篇

2007.8 [10分]

知られざる処女作「蛇くひ」を通して、鏡花がデュラスと共鳴する。

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

16

鏡花フィルムIII ―逗子篇

2007.8 [9分]

19 歳の夏の記憶に導かれ、鏡花の幻想の幕が開いた場所を再訪する。

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

17

鏡花フィルムIV ―三尺角、水の駅

2007.9 [13分]

鏡花の景色の俤から太田省吾へ渡される橋、そして目の痛み=悼み。

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

18

朔太郎フィルム日記

2007.10 [8分]

風にはためく朔太郎の肖像を手に、利根川の水流を静かに見つめる。

19

奄美フィルム―ミホさん追悼

2007.11 [14分]

色と匂いに誘われ、四半世紀の道行を経て反復される「別れの挨拶」。

Program B 11/13 (日)、11/21 (月)、11/25(金)

20

Silver Dog ― 大手拓次と若林奮に

2008.6 [10分]

大手拓次の詩と彫刻家若林奮の彫跡が気づかせた「犬」のヴィジョン。

21

月山、一番下を吹く風

2008.7 [18分]

森敦氏の思い出と月山参籠所に籠って読んだ「奥の細道」の風、......

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

22

奄美フィルムII ―静かなシマのとき

2008.7 [26分]

島尾ミホ追悼の旅の 8カ月後。再びミホが生きた島の空気に分け入る。

23

芥川龍之介フィルムI ―Kappa

2008.8 [19分]

佃島の路地と水辺。腕時計のガラスに緑色の「河童」の出現を待つ。

24

芥川龍之介フィルムII ―Kappa, Appendix

2008.8 [10分]

大川の河岸に、芥川が見ていた「みすぼらしい自然」を探す。

25

物の音、恐山

2008.9 [28分]

白い浄土の霊地恐山。岩を聞き、風の言葉に耳を澄ます。

26

Jakaranda― リオ、サンパウロ

2008.10 [7分]

リオの夜の街角、ー幸せの一瞬と妖花ジャカランダに心を尽す。

27

忍路 ― 北石狩衛生センター

2008.11[19 分]

忍路環状列石を巡り、長編詩「石狩シーツ」、詩篇の入口に再び佇む。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

28

木浦、nakedwriting

2008.11[19 分]

良寛とジョン・ケージの筆跡が、木浦の夕陽を背に宝貝と共に踊り出す。

Program B 11/13 (日)、11/21 (月)、11/25(金)

29

Carnac、“間に”

2009.3[8 分]

ブルターニュの巨石群は海辺にあった、詩人はカメラに問いかける。

30

Yeats Vision、アイルランド

2009.4[13分]

ケルト民謡が風となって吹きわたり、......イェイツの心の芯に近づく

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

31

紅テントと軽いテント― 唐十郎さん今福龍太さんに

2009.5[17 分]

紅テントとの新たな出会いとヴィジョン。「河原の思想」を呼び起す。

32

萬、巨人の足音―Take I

2009.7 [16分]

画家・萬鉄五郎の代表作《裸体美人》の捩れた体と足裏に魅せられて......

33

萬、巨人の足音―Take II

2009.8 [10分]

萬の深い眼に、太古の舞いの、......早池峰神楽の空気が重ねられる。

34

萬、巨人の足音―Take III

2009.7-9 [16分]

《巨人の足音》のヴィジョンが宮澤賢治の銀河ステーションへ繋がる。

35

道路の遠近を忘れたり―津田新吾さんを悼みつつ

2009.7[18分]

若き編集者の死を深く悼み、訃報の翌日詩人は下北沢に向かった......

Program B 11/13 (日)、11/21 (月)、11/25(金)

36

最上川、象潟 ― 奥の細道

2009.8 [32分]

肘折温泉から、最上川、そして象潟へと、芭蕉の眼とともに、......

37

山寺フィルム― 奥の細道

2009.9 [19分]

芭蕉が捉えた「閑さ」とは何か。「岩にしみ入る蝉の声」の音の根へ......

38

利根 ― 朔太郎の

2009.10 [2分]

激しく流れる利根川に、朔太郎の「利根川の河原」の淋しい心を重ねる。

39

尾花澤フィルム― 奥の細道

2009.10[6分]

読み深めてきた芭蕉句の再発見。尾花澤の清風歴史資料館での驚嘆......

40

芭蕉さん終焉 ― 大阪

2009.11[6 分]

通天閣へ。芭蕉の没した大阪は半世紀前の詩人の出発点でもあった。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

41

赤城山 ― 朔太郎の

2009.12 [8分]

薄紅色の雲流れる赤城山に、朔太郎の見ていた幻の恐ろしい山を見る。

42

エミリー film

2010.4 [9分]

エミリー・ディキンソンの瞳ごしに、アメリカの歴史を手繰りよせる。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

43

八戸、蟻塚 ― 章伍さんと

2010.5-8 [20分]

ICANOF「飢餓の木」展出品作。ブラジルの蟻塚が八戸に召喚される。

44

拈花瞬目― 雪雄子と

2010.8 [33分]

パウル・クレーの眼を媒介にして記録された舞踏家のパフォーマンス。

45

The Voice of ( 漆 )―会津にて

2010.8 [20分]

繭玉の光に導かれて、漆の褐色の樹液に唇を寄せるいたわりの儀式。

Program E 11/16 (水)、11/19 (土)

46

村への遊撃 ― 及川廣信

2010.9[29分]

詩人・黒田喜夫に捧げられたソロダンスにカメラが間近で共振する。

47

沼澤地方(朔太郎)から新潟(金時鐘)へ

2010.11 [10 分]

金時鐘に捧げられた一篇。朔太郎と時鐘の詩作が利根川の石に震える。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)

48

心中天の秋川、……

2011.1 [16 分]

幼き娘たちの命への「たむけ」に、1987 年に訪れた秋川の河原を再訪。

Program B 11/13 (日)、11/21 (月)、11/25(金)

49

Watts Towers―とうとうこうして海が亡びて行く その歌としての貝殻の塔、……

2011.3 [10分]

Fukushima 原子炉事故の報道が伝わるロスで、貝殻たちに宿る夢に聞く。

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

50

Emerald Song

2011.3 [12分]

〈3.11〉後のグランドキャニオンに、エメラルド色のマリリアが歌う。

Program C 11/14 (月)、11/17 (木)、11/22(火)

51

The Eyes ― for Herman Melville

2011.6 [7分]

鯨の眼と白く輝く頭蓋骨の衝撃。ゴッホの澄んだ眼と「白鯨」が

Program A 11/12 (月)、11/20 (日)、11/24(木)

52

アメリカ、沼澤地方、......

2011.6 [7 分]

アメリカの詩人の朔太郎のヴィジョンが、ウォルデンの池の上に。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)

53

太古のおもいで――『猫町』

2011.9 [19分]

秒刻体のあたらしいCine――伊香保にもう一つの「猫町」を、……。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)

54

大阪日記――2011.9.10, 9.23-27

2011.9 [15分]

『裸のメモ』の開扉の旅、大阪の友たち、……。

Program D 11/15 (火)、11/18 (金)、11/23(水)